Travis Japanとミュージカル映画

 


YouTubeで初めてDance with me~Lesson 1~を観たとき、その始まり方に私はめちゃめちゃビックリしました。

 

 

ジャニーズのコンサートでミュージカル始まった?

 

え〜〜なにこの衣装ミニマムでかわい〜〜世界観好き〜〜こーいうショーテイスト大好き〜〜〜

 

(もともとエイターで、「EJ☆コースター」を一時期狂ったように聴いていて、関ジャニズムのライブのOPがジャニオタ人生の中で一位二位を争う好きな演出なので)

 

そこをギュッと濃縮還元したようなTravis Japanの作る世界をすぐに大好きになりました。

 

(エイトのバンドの部分はただいまAぇ!groupに刻々と受け継がれています)(この話はまたいつか…)

 

本題です。

 

Travis Japanミュージカル映画の親和性について

 

大学で何勉強してるの?大学で何してきたの?と聞かれたら「映画観てた…」と答えざるをえない私が、トラジャのメンバーに合いそうだな、見て欲しいな、出て欲しいな、歌って欲しいな、と思ったミュージカル作品を紹介します。ど新規である事に加えて私が今まで観たのもので、かつ好きなものになるのでまあまあ偏りはあります!!すみません!!

 

 

ではいちごみるくから!ミュージック スターバックス

 

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吉澤閑也 × 『バンドワゴン』

 

youtu.be

 

(1953年/ヴィンセント・ミネリ監督)

あらすじ(ざっくり)

ダンス映画で人気を博したトニー(フレッド・アステア)もしだいにその人気が下火になる中、友人であるレスターとリリーが、トニーのためにミュージカルコメディを作ったという話を持ちかけたよ。いろいろあったけどトニーはその出演を決意し、ニューヨークに行くことになったよ!でもいろいろ大変!

 

みたいな感じです。

この主演のフレッド・アステア、マジでダンスがえげつない。どんな体の動き?ってなるし、何のセットや小道具がなくても身一つでエンターテイメントが完結してしますような人。気になったらYouTubeで検索だ!

 

だからこそ、トラジャのコレオグラファー、閑也くんに是非見て欲しい…!!!Travis Japanを令和のフレッド・アステアにして欲しい…(?)

劇中歌は"Shine on your shoes"や”That's Entertainment”など、最高な曲ばかりですが、私は閑也くんには”Dancing in the dark"を踊って欲しいです。

 

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『LALALAND』でオマージュされているシーンでもあります。なんか見たことあるな〜って人もいるかもしれません。歌はありませんが、(映画版では省略されてるっぽい)二人の心が通い合う大事なシーンです。

トラジャのリア恋にこんな白タキシードでエスコートされたらゼクシィ買うしかもう私たちにできることないです。もういっそ相手役しめちゃんでお願いします

 

スタジオを思わせないムードのある空間で、身ひとつでのびのびと表現する閑也くんが見たいです。

 

 

松田元太 × 『ヘアスプレー』

 

 

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(2007年/アダム・シャンクマン監督)

あらすじ(みぇ〜ん)

ダンスとおしゃれが大好きなビックサイズの女の子、トレイシー!彼女の夢は「コーニー・コリンズ・ショー」のリンクと一緒に踊ること!まだまだ人種差別が色濃くはびこる60年代アメリカで、彼女の持ち前の天真爛漫さで困難に立ち向かっていくミュージカル・コメディ!

 

これは我ながら全人類の意見の一致なのでは!?(違)

 

カラフルな衣装を着て華やかなテレビの世界の中で踊る元太くんみんな見たいでしょ!?(圧)

 

主人公の女の子が憧れるTV番組「コーニー・コリンズ・ショー」のリンク(ザック・エフロン)を是非元太くんにお願いします。この映画のザック・エフロンマジで死ぬほどかっこいいです。高校生の時私一時期ザックエフロンガチ恋でした。

 

 

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モノクロのテレビの世界に引き込まれたかと思うと、目の前にはカラフルでキラキラしたテレビの世界。でも人種差別とは切っては切り離せない世界。ライトに人種差別を扱っているように感じますが、結構ずっしりと、ちゃんと描かれていて「楽しい!」「かわいい!」だけでは表せない作品です。

 

元太くん、絶対この世界観似合うと思います。

 

おまけ

 

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サウンドトラック聴くだけでも1日が楽しくハッピーになる気がするのでオススメです。

 

 

 

川島如恵留 × 『シェルブールの雨傘

 

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(1964年/ジャック・ドゥミ監督)

 

あらすじ(ざっくり)

難しい…。三部構成になっていて、マジでざっくり言えば愛し合う男女の離別、運命、辛い…っていう感じなんですけど(語彙)、そういう難しい登場人物たちの気持ちの移ろいや情動をすべてミュージカルで表現している作品です。

 

そうです、地のセリフはなく、すべて歌で構成されています。

 

 

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こんな感じです。この作品の監督であるジャック・ドゥミは他にも『ロシュフォールの恋人たち』というミュージカル映画を撮っていますが、なんというか、「「全編歌」」の完璧主義なところが如恵留くんぽいな〜と思ってこちらを選びました。

 

全体的に登場人物の愛が重いところも如恵留くんです。具体的にこの曲!というものはないですが、如恵留くんの頭からつま先まで神経が通っているような上品なパフォーマンスは愛に生きる仏製ミュージカル作品の世界を彷彿とさせます。立ち振る舞いがすべてステージ映えする如恵留くんだからこそ見劣りせずこの世界に溶け込んでいきそうです。私めっちゃ如恵留くんって言ってる。

 

 

七五三掛龍也 × 『ウエストサイドストーリー』

 

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(1961年/ロバート・ワイズ、ジェローム・ロビンズ)

 

あらすじ(ざっくり)

ニューヨークの街で巻き起こる不良少年グループの争いの中に、愛や仲間、死など普遍的なものを描いてる!「ロミオとジュリエット」をもとにした同名ミュージカルを映画化したものだよ!

 

これはね、しめちゃんじゃない。

 

龍也さん卍卍

 

軽やかに舞い、歌いながら不良少年たちが縄張り争いをするシーンは、バイオレンスさだけではないグルーヴ感も生まれていて、ニューヨークの喧騒が伝わってくるみたいでとても見ていて気持ちいいです。

 

 

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しめちゃんに指ぱっちんされながら睨みきかされたいなあ〜〜。

しめちゃんの可愛らしさだけではない芯の強さ、どこまでもブレない安定感、割とこう言う「ザ・不良」像にもぴったりはまるんじゃないかな、と思ってます。しめちゃんは退廃的な色気がすごいなと毎度パフォーマンスを見ていて思うので、警察の目も行き届いていないようなニューヨークの街で誰よりも長く生き延びそう。

 

アメリカン・ニューシネマ((反体制的な若者を描いた映画ジャンルの総称 的な世界が似合う龍也さんだけど、しめちゃんにはソフィア・コッポラの世界にいてほしいな♡♡(?)))))

 

 

以上いちごみるくでした!では次はトリプルカイト!

ミュージック スターティン!

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中村海人 × 『RENT』

 

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あらすじ(ざっくり)

RENT(家賃)も払えないような貧しい生活の中、性、薬物、HIVなどに悩む若者たちの人生を描いている。めっちゃ有名なブロードウェイミュージカルの映画化。

 

うみくんはこの物語においてはザ・主人公だと思う。同じビルの住人たちは黒人、同性愛者、HIVなど、世間から少し色眼鏡をかけて見られる人たち。唯一(?)ノーマルというか、いい意味で「なにもない」ような存在。

 

主人公のトニーは映像作家を志していて、彼のナレーションベースで話も進んでいく。ちょっと達観というか、第三者的な目線の介在は、うみくんの冷静な俯瞰でものを見る力に通じるものがあると思うのです。

 

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Five hundred twenty five thousand six hundred minutes
Five hundred twenty five thousand moments so dear
Five hundred twenty five thousand six hundred minutes
How do you measure, measure a year

52万5600分
52万5000の大切な瞬間たち
52万5600分を1年を、どうやって測ればいいだろう

In daylights, in sunsets, in midnights, in cups of coffee
In inches, in miles, in laughter, in strife
In five hundred twenty five thousand six hundred minutes
How do you measure a year in the life?

夜明けの数で、日の沈んだ数で、過ごした夜中の数で、飲んだコーヒーの数で
インチで、マイルで、笑顔の数で、争いの数で
52万5600分を
人生の中の1年を、どうやって測ればいいだろう

seasons of loveの歌詞の一部です。「覚悟して今日を生きよう」と歌ううみくんに重なって泣いてしまうよ~~~!

日本で上映されたRENTでは、主人公のマークを村井良大さんが演じていますが、ああいうお召し物を着てほしい。似合う。

 

歌詞書いたら長くなっちゃった!

 

 

松倉海斗 × 『雨に唄えば

 

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あらすじ(ざっくり)

ちょっと映画史っぽくなっちゃう!サイレント映画からトーキー映画(ふつうに音と映像が連動するもの)(今の映画の形ですね)に移り変わるとき、サイレント映画で活躍していた俳優はその波に乗れずにいました。声がひどかったり、歌がうまく歌えなかったりして、人々の関心もトーキー映画に持っていかれてしまうのが、1930年代くらいのアメリカです。(たぶん・・・)その時期のスターの姿を描いたもの。

 

名作だ~~~~~~!!!

 

私見が入りました。

 

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松倉くん、雨に打たれながら歌うのめっちゃ似合う。傘持ってるのに。エモいとか思ってそう(コラ)

そんな野暮な話は置いておいて、哀愁漂う感じではまったくなくて、

 

 

I'm singing in the rain
Just singing in the rain
What a glorious feelin'
I'm happy again
I'm laughing at clouds
So dark up above
The sun's in my heart
And I'm ready for love

雨の中で歌ってるんだ
ただわけもなく歌ってるのさ
なんて晴れやかな気分
また嬉しさがこみあげる
頭上の黒雲を
笑ってやるさ
僕の心は太陽がいっぱい
恋の準備はできている

 

タップダンスをしながら軽やかに、そのすばらしさに酔っていてほしい。

ジーンケリーが本当にすごいです。「本物のエンターテインメント」が詰まった作品です。松倉くんの可能性はそれをゆうに超えてきてくれそう。もう松倉くんには愛と感謝あふれる世界でしか生きていてほしくないです。カッチリきめたスーツのセットアップとタップシューズ、ハンチング帽ではずしてほしい。

 

 

宮近海斗 × 『レミゼラブル』

 

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あらすじ(ざっくり)

一本のパンを盗んで監獄生活を送ることになったジャン・ヴァルジャンの生涯、当時のフランス情勢に翻弄される人々を描く。ざっくりじゃ伝えられないので調べてみてね。

 

個人的には、主人公のジャン・ヴァルジャンではなく、マリウスかな・・・と思います。2012年の映画版では、エディ・レッドメインが演じていたキャラクターです。

 

あまり書いてしまうとネタバレになってしまうので、詳しくはかけませんが、終盤のこのシーンで私はめちゃ泣きました。

 

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未見の人は観ないほうがいいかもしれないです…。とにかく、エディレッドメインの表情と歌が痛々しいほど彼の心情をさらけ出していて、見ていて苦しい。

めっちゃ宮近くんの「表情」が好きなんですよね。ステージに立っているときのギラギラした目がモニターに映ると、一瞬で宮近くんの世界になる感じ。そのエネルギーってほんとにすごいと思うので、このマリウスのように、彼の表情だけで魅せる、表現もあるんじゃないかなって思います。

 

あと宮近くん、めっちゃ民衆の歌似合いませんか?

 

トラジャの魂強い。

 

 

 

 

 

 

 

 

以上、ど新規による、独断と偏見のTravis Japan×ミュージカル映画の見方あれこれでした。本当に直感と感覚で作品を選んでいます。「この世界観で生きているところを見たいな」という作品を選んだ、というのが一番近い気が今になってしています。

 

あんまり資料見ずに書いていたり、作品をだいぶ前に見たりしているので、あいまいなところ、ちょっと違うのでは?みたいなところもあるかと思います。でも、これをきっかけにミュージカル映画に興味をもってもらえたら嬉しいです。昔の作品は敬遠されがちですが、素敵な世界がたくさん見れることをお約束します!

 

身一つで無限の表現ができるTravis Japanだからこそ、ミュージカル映画の世界も開けるんじゃないかなあと思います。

 

最後まで読んでくださりありがとうございました!